Raphaelについて(その1)

Raphaelというバンドをご存知でしょうか。V系好きの方なら名前くらい聞いたことがあるかもしれません。
不幸な亡くなり方をする方々が決して少なくないV系バンドの中、このRaphaelというバンドは特別かもしれません。なんと19歳という若さで、バンドリーダーで楽曲のほとんどを手掛けるギターの華月が亡くなってしまったのです。鎮痛剤の大量摂取による中毒での突然の死でした。
メジャーデビューからわずか2年足らずという年月での華月の死。しかしそれ以上に驚かされるのは、まだ20歳にも満たなかった華月の作った数々の曲達が、本当に名曲ばかりということです。これからまだまだ多くの人生経験を積み、それをまだ見ぬ曲達に活かせたのではないかと思えば思うほど、本当に残念でなりません。
Raphaelは華月の才能にも恵まれていたと思いますが、ボーカルにも恵まれたと思います。声楽をやっていたボーカルYUKIの伸びやかな歌声が特徴的で、それが華月の楽曲に調和し、曲が生かされていたと思います。
なお、Raphael自体は長い活動休止の後2016年に解散していますが、YUKIは櫻井有紀として現在も精力的に活動していますので、是非その歌声を一度聴いてみてください。個人的にはRayflowerWaiveのボーカルである田澤孝介とのデュオ「Karma」のライブに行ってみたいのですが、まだチケットを取れたことがありません。

最後に、私も2016年のラストライブに参加していましたので、その時の様子を紹介します。3年以上も前なので細かいことは覚えてないのですが、Raphaelの曲をほとんど歌えた自分がいたこと、何を聴いてもRaphaelって外れ曲がなかったこと、Raphaelの世界に浸れた幸せな自分がいたこと、そのことははっきり覚えています。
そしてそのときのサポート陣が本当に豪華で贅沢だったこと。サポートメンバーってライブの最初から最後までいるイメージだったのですが、そのラストライブでは数曲演奏してまた違うサポートメンバーへ交代していくのです。名も知られていないようなメンバーじゃないですよ、元PIERROTの潤やSEX MACHINEGUNSのAnchang等、超豪華メンバーです。
個人的に一番驚いたのはAnchangの登場でしたね。どこかで見たことのある顔だなとは思ったのですが、紹介されるまでそうとは思いませんでした。だってSEX MACHINEGUNSってヘヴィメタなので、まさかRaphaelのサポートにいるとは思わなかったのです。でもステージを去る時のAnchangの姿がとても謙虚に見えて、Raphaelのことが本当に好きなんだなという気持ちが伝わってきました。
Raphaelという歴史上稀に見る才能に溢れたバンド、ファンからだけでなく、バンドマンからも幅広く愛されていたのだなと思えた、本当に良い解散ライブでした。

次回の投稿では、私が名曲だと思うRaphaelの曲を紹介していきます。

(「その2」へ続く)

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