Plastic Treeについて(その2)

前に紹介したPlastic Tree(「Plastic Treeについて(その1)」を参照)ですが、今回はその名曲たちを紹介していきます。

まず1曲目は「本当の嘘」という曲です。
聴き方によってはけっこう怖いし不気味な歌詞なのですが、聴けば聴くほど味の出てくる曲だと思います。竜太朗の声質もあって、不気味さよりも哀しさと優しさが際立つので、聴いた後に何とも不思議な感覚に毎回包まれます。

2曲目は「春咲センチメンタル」という曲です。
春や桜、恋を歌ったはずの曲なのに、爽やかさではなくもの悲しさが漂います。歌詞を紹介できないのが残念ですが、桜をあんな風に想いながら見ている人がいるなんてと、これからも竜太朗の詞の世界に浸り続けたいと思えた曲でした。

3曲目は「メランコリック」という曲です。
この曲は詞の内容というより爽快感が気持ち良い曲で、ライブでも定番曲で始まると大いに会場が盛り上がります。この曲のときは竜太朗もギターを持ちアキラとツインでジャカジャカ弾いています(音楽の素養がないのでこんな表現ですみません)。プラの曲ではアキラがメインでギターを弾いて、竜太朗がジャカジャカ裏を弾くというパターンが結構あって、個人的にはその定番パターンが好きです。

4曲目は「スピカ」という曲です。
少し切なく、でもとても優しい曲です。私はお酒が入った状態だと出だしのアコースティックギターを聴いただけで反射的に少し泣いてしまいます。ライブで聴いたことはまだないですが、これを生で聴いたら確実に号泣してしまうと思います。歌詞の世界にしっかりと浸りながら、部屋で一人で静かに大事に聴いてもらいたい曲です。

5曲目は「藍より青く」という曲です。
この曲もライブで割と良く聴くことのできる曲です。こんな気持ちのまま大事な人といられたら良いなと思える詞の世界です。ギターも曲に寄り添う感じで本当に良いです。一人で静かに聴いても良いし、ライブで爽やかに聴くのも良いと思います。

6曲目は「puppet talk」という曲です。
ナカヤマアキラ作詞作曲の、ライブ最高のノリ曲、踊り曲です。簡単なフリがあるので、ライブに参加する方は是非YouTubeあたりで覚えていくと本当に楽しめます。

7曲目は「最終電車」という曲です。
遠くへ行く彼女を見送る曲なのかなと勝手に私は解釈していますが、こんな言葉をかけてもらえたらどんなに心強いかと思います。私自身は引っ越しや上京した経験はないのですが、それでもこの曲を聴くと泣いてしまいます。そうした経験がある方はなおさら泣けるのではないかなと思います。

最後8曲目は「エンゼルフィッシュ」という曲です。
聴いていて自分が海の中を漂っていると錯覚してしまうほど曲です。ここにプラのバンドとしての完成度を感じます。詞だけでも曲だけでもない、バンド音楽全てで世界を創り上げる、そんな姿勢が強く伝わってくる1曲です。

wyseのときと同様、今回も7曲くらいで絞ろうとしたのですが、ついに絞り込めず8曲になってしまいました。前にも触れましたが、プラは解散等を経験したことのないバンドなので、空白なくしっかりと今年で28年目のバンドです。そのため名曲たちが多いのです。8曲でも正直絞り過ぎなので、是非とも各アルバムを手に取ってその世界観に浸っていただければと思います。

(新アルバム「十色定理」の紹介はこちら)

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