WHOって本当に必要なの?

表題の世界保健機関(WHO)ですが、正直私はこれまでじっくり気に留める機会もなく、発展途上国の衛生環境に貢献してきた機関なのかなと漠然と思っていました。
しかし新型コロナウイルスの世界的な流行で、私のように無知な人間でもWHOへ関心が向かない訳にはいかなくなりました。
まあWHOへの関心を引き付けたのは、事務局長のテドロスの貢献がかなり大きですが(笑)。

私のようにバリバリの文系にとっては、いわゆる医学系やら疫学系の話って、本来はチンプンカンプンのはずなのです。しかしながら、WHOのこれまでの対応って、そんなド素人の私ですら大いなる違和感を覚えものでした。
新型コロナウイルスは季節性インフルエンザほど感染力が高くないと当初言ってみたり(当然その後路線変更)、マスクの予防効果に否定的(その後態度を軟化)であったり、渡航制限は大袈裟と宣伝してみたり(その後各国の防疫対応が生温いと言う始末)といった具合です〔時系列は不順です〕。
新型コロナウイルスに対する初動を誤っただけでなく、その後も支離滅裂な発信を繰り返し、そしてそれを恥ずかしげもなく前言撤回するような国際機関。

新型コロナウイルスの流行初期から、WHOの動きには色々な人達が突っ込んできました。その中でも私個人は、医学分野の専門家である高須クリニック高須院長の突っ込みが的確で、いつも楽しく拝読しています。
先日も東スポWebにこんな記事「高須院長がWHOの『BCG使用推奨しない』主張に反発『こいつが言うと裏張りしたくなる』」がありましたが、まさに皆さんこんな心境じゃないでしょうか。

ところで新型コロナウイルスは、「新型」と付くものの、コロナウイルスですよね。これまで流行したことのある「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や「中東呼吸器症候群(MERS)」もコロナウイルスの一種ということです(厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)より)
つまり全く未知のウイルスではないはずなのに、対応を180°誤り、そして対応を180°戻すって、どういうことなのでしょう。これまでの知見が全く活きてないということですよね。

正直私は、もうこんな組織にお金を積まなくても良いのではないかと思っています。というより、これは日本人のほぼ大半の意見ではないかと感覚的に思っていますが。

つい先日、米国のトランプ大統領が「WHOへの拠出金を停止する」といった主張をしました。これまで割と国際社会に対して強気な姿勢が目立つトランプ大統領でしたが、今回のこの主張は至極真っ当に聞こえてしまいます。

その一方で、日本は(3月頃でしたっけ?)WHOのウイルス対策に1億5500万ドル(166億円)の追加拠出をしました(THE PAGE「WHOってどんな組織?事務局長による『日本称賛』の背景とは」より)。ちょうどその前、ダイヤモンドプリンセス号内の感染対策について、国際社会やらWHOにボロクソに言われてたのにですよ。

ちなみに、先日めでたくもイギリスのジョンソン首相が回復しましたが、ダイヤモンドプリンセス号の船籍はイギリスです。日本生まれは間違いないのですが、もはやイギリスのものであるダイヤモンドプリンセス号内の感染対策について、何で日本があれほど国際社会からバッシングを受けねばならなかったのかは甚だ疑問です。もっと当時のイギリスが、国際社会に発信するべきではなかったでしょうか。

話を元に戻して、日本人の税金が一体幾らWHOへ流れているのでしょうか。上で紹介した166億円はあくまで「追加」で拠出です。
WHOの活動は、加盟国の分担金と任意の拠出金で賄われているようです(国際連合広報センターより)。検索してみたのですが、金額に直結するものは見つかりませんでした。国連への分担金からWHOに分配されているのでしょうか。
細かい流れがわかりませんが、先に紹介したTHE PAGEの記事によると、2017年における日本の分担金は4,500万ドル、任意拠出金は4,700万ドルだったそうです。合わせて9,200万ドル、ざっくり100億円といったところでしょうか。
仮に分担金が今も変わらず4,500万ドル程度だとすると、追加拠出と合わせて200億を軽く超えますよね。追加拠出金が本当に「追加」で、基本的な拠出金がもし既になされているのであれば、250億円超えですかね。

この金額、日本の人口を約1億人とすれば、国民一人あたり200円超です。コンビニで売っているマスクが数枚買えますよね。この度の一連の新型コロナウイルスへの対応で、WHOがコンビニマスク以上の働きをしてきたとは到底思えません。

ところで、新型コロナウイルスが天然由来のものでなく中国の研究施設で人工的に作られたものではないか、という話が以前より米国発信で流れていました。中国と敵対する米国がこういった主張をすると、その主張の客観性に当然疑念が持たれますし、名指しされた当の中国は反発します。

本来であれば一国の支配に属さないWHOが、客観的で公平な立場からこうした情報を発信するべきなのでしょうが、そこまでの機能はおろか、基本的な研究能力すら持たないことが露見しました。

新型コロナウイルスの収束には、1年かかるとも2年かかるとも言われていますが、収束したときにこのWHOが何と言うのか非常に楽しみです。恥ずかしげもなく、WHOの主導の元に無事ウイルスを収束させたとか言うのでしょうか。そしてそのときの高須院長の突っ込みを楽しみに、この1年なり2年なりを乗り切りたいと思っています。

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