子育て世帯への預金金利優遇について

各種金融機関によるキャンペーンで、退職金の金利優遇や年金口座の指定に係る金利優遇については目に触れる機会が多いかと思います。
しかしながら、私のような現役世代では退職金も年金もまだまだ先の話です。

高齢者向けがあるなら若年者向けもあるのではないのか。つまり子育て世帯にそうした金利優遇はないのか、ということです。
結論から言うと、あります。退職金や年金口座の指定に係るものほど件数は多くないものの、調べてみると確実に存在します。

私の住んでいる神奈川県内で検索してみたところ、1件の信用金庫と1件の信用組合がヒットしました。
さすがは信用金庫や信用組合です。銀行よりも中小企業の育成や地域貢献を色濃く推進しているだけあって、そういった対策はきめ細やかです。顧客目線に立ち懸賞金付きの定期預金を開発したのも東京に本店がある城南信用金庫でした。
それでは、具体にその2つの内容を紹介していきましょう。

1つ目は、横浜市の関内に本店を持つ横浜信用金庫です。横浜信用金庫の子育て世帯優遇の内容は、以下のものです。

横浜信用金庫


1年物の定期預金の金利を、18歳未満の子どもが2人以内なら0.1%上乗せ、3人以上なら0.15%上乗せするというものです。
ちなみに、同金庫のスーパー定期1年物の通常金利が0.01%なので、その10倍~15倍の金利を上乗せするということです。これはかなり破格だと言えます。
実は私も2年ほど前からこの定期預金に、使い道の特に決まっていない資金を預けています。

2つ目は、同じく横浜市の関内に本店を持つ横浜幸銀信用組合です。実はこの信用組合のことはよく知らず、今回たまたま子育て世帯優遇の預金を探していて発見しました。こちらの信用組合の内容の方が、先に紹介した横浜信用金庫のものより好条件です。

横浜幸銀信用組合

こちらの信用組合では、1年物の子育て支援定期預金の金利が0.4%です。但し、一点だけ注意があります。0.4%の金利は組合員向けであって、非組合員向けは0.3%です。
組合員になるには出資が最低でも1万円必要となります。出資とは、株式会社で言うところの株のようなもので、元本保証がありません(定期預金には元本保証があります)。そのため万一この組合が破綻した場合には、その出資は紙切れ同然となります。信用組合の財政状態に自信がない場合は、非組合員向けの0.3%に甘んじるのも手かと思います。

今回紹介したのは神奈川県内の事例でしたが、他の都道府県にも一定数の事例があるようです。興味のある方はお住いの地域の金融機関を調べてみてはいかがでしょうか。

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